謹賀新年

旧年中は、いろいろな方々にお世話になり

ありがとうございました。

本年は皆様にとり、よき年となりますように

お祈り申し上げます。

 

今年は、新天皇が即位され、年号も変わり

ます。

神武天皇(前660年)から2679年となります。

 

日本の歴史と建築ということですと、

 

近代、「鉄骨造」・「鉄筋コンクリート造」が

出現しますが、最初は土木で用いられます。

建築では、どちらも おおざっぱに1850年

頃からです。

よってその歴史はわずか170年程です。

この短期間に、現在の建築・都市など発展

してきました。

それ以前は、「木造」で2600年を超える歴史

があります。

従いまして、日本建築の歴史は、「木造の

歴史」でした。

設計は、簡単な絵図しかなく、全て大工

さんの頭の中にありました。

 

神話では、

◆手置帆負命(ておきほおいのみこと)

◆彦狭知命 (ひこさしりのみこと)

の2神が大工の祖神。

 

仏教では

聖徳太子が、番匠と称される名工を招請され、

高度な建築技術 規矩術(きくじゅつ)、

建築・土木に必要な 「曲尺」

(かねじゃく、さしがね)の技術を百済国

より導入したことにより、高度に発展してきた

といわれています。

 

建立された大阪 四天王寺には、

番匠堂があり、

おずしの中には曲尺を手に持った

「曲尺太子」が祀られています。

また

その四天王寺の七堂伽藍を創建される

ときに大地の産物の命を絶ってしまう

ので、金槌(かなづち)・鋸(のこぎり)・

錐(きり)などに仏性を入れて、

番匠器(大工道具)で「南無阿弥陀仏」の

六字名号を書かれ、大工工事の安全と

無事建立を祈ったといわれております。