現存していないのは、

 

台鉋(だいがんな)が、中世(室町時代)に

登場し、使われることが少なくなったため

槍鉋の刃先を 鍛造し直したのではない

でしょうか。

′       現在の突き蚤

 

当時、貴重だった 鉄材。

突き蚤 (のみ)に転用したのではない

でしょうか。

だから 現存する古代槍鉋がない。

 

長い蚤であったため、玄翁(げんのう)

使わず腕で押して使ったのではないで

しょうか。

 

補足説明

長い「軸」の部分は、丸ではなく四角で

しょう、という鍛冶職人さんらの意見です。

古代では丸鋼・丸くぎではなく

鍛冶加工しやすい 四角であったように。

鉄材を 丸く引き延ばす機械がない、

丸く ヤスリ加工する必要性がないなど

の理由です。

 

冠(かつら、上部の玄翁で叩く所)は

通常 叩くための木の保護材ですが、

これは、叩かず

木の柄が2枚分割のものを合わせた

ため 「割れ止め」でしょう。

 

近世槍鉋も 現存していないのは、

樽を削る道具でさえ、湾曲した

「反り台鉋」で加工した方がやりやすい

ため、当時でも特殊で、ごく少ない道具

だったのではないでしょうか。

ですから、残っていない。

 

古代槍鉋とは、復元品のことで、

絵巻は正しい、のではないでしょうか。

現在の解釈が間違っている、のではない

でしょうか。