現在の槍鉋

現在、一般に普及している槍鉋は、

木の柄が長く、古代絵巻のようには

なっていません。

「絵師が、いい加減で書き間違った。」

といわれています。

それが現在の定説です。

この形状で、色々な鍛冶職人さんが 

それぞれの特徴を持たせ製作されています。

しかしながら、

私的見聞では、現在 普及している

槍鉋が、絵図に登場してくるのは、

近世(江戸時代)1830年 

葛飾北斎の 富嶽三十六景 浮世絵の

尾州不二見原(名古屋市中区富士見町)に

描かれている槍鉋があります。

 

′      出典=Wikipedia修正

樽の板を削る槍鉋。

木の柄が長くて持ちやすく、刃が抜け、

はずせそうで 研ぎやすそうです。

これは、近世(江戸時代)槍鉋。

 

古代(飛鳥・白鳳・奈良・平安時代)

の絵図は、刃がはずせそうではなく、

槍鉋全体を持って研がなければ

ならず研ぎにくそうな形です。