厳島神社

 

多くの外国人観光客他でにぎわう世界遺産。

三舩棟梁   曰く

社殿など 床を支える「束」を日課のように

順番に換えていて、全部換え終わる頃、

また、最初の束が傷み・腐食だそうです。

 

大鳥居の最上部 大棟(笠木+島木)は、

箱型で人が入れるそうです。

中は、「玉石」で満たされており鳥居の

「重り」になっています。

内部の壁板には 相合傘 〇子+〇男

(昔の名前で)が書いてあり 多くの

「願掛け」がしてあるそうです。(落書き?)

本体は基礎にのせてあり、遊覧船が

衝突した際、ずれることがあるそうです。

 

将来 主柱の交換用に1本は目途がついて

いますが、もう1本がないそうです。

岐阜県 徳山の原生林に 楠の木(又は

代用木)が生えてないでしょうか。

元口 直径 Φ≒3,200mm、

高さ≒16,600mm以上

 

追記

イベントご案内

 

「厳島神社の社殿を護る」

講師 : 三舩 慎悟 棟梁

2019年9月22日 13:30~15:00

会場:竹中大工道具館 1階ホール

定員 : 80名

参加費無料  入館料必要

申し込み締め切り : 8月30日

 

 

宮島棟梁サミット

 

広島県甘日市市  厳島神社 にて

行なわれた 「宮島棟梁サミット」です。

海老崎棟梁のお誘いで、棟梁サミットに

同席させていただきました。

 

1部 成風館

 

2部 朝座屋

 

懇親会

 

現在、厳島内に住まわれ 修復・維持

をされている若き 厳島神社棟梁、

三舩 慎悟棟梁にいろいろな逸話を

伺いました。

 

 

千年の釘にいどむ・講義

 

岩野田小学校に伺い、5年生の生徒さん

のため、「千年の釘にいどむ」の講義を

させていただきました。

16年前より千年の釘をあちこちの

小学校に貸与してきました。

講義をさせていただくようになって、

今年で5年目です。

千年の釘・古代建築・美濃の瓦・関市の

刃物・岐阜のお坊様。

岐阜の産業を含めて説明させていた

だきました。

岐阜地方の修学旅行は京都・奈良です

ので予習にもなった と思います。

実物の資料を見ていただき、目が

輝いていました。

次は、生徒さんたちの時代ですので

さまざまな分野での 将来のご活躍を

期待しています。

 

(旧)竹中大工道具館

 

千年の釘  曲げ強度試験のため

(旧)竹中大工道具館 (神戸市)に集合

致しました。

写真前列左より

清水氏・白鷹氏・香川棟梁・私・能田氏

 

・清水 徹氏 岐阜県関市 ミソノ刃物㈱

'                社長

'    白鷹さんが唯一の弟子だと

'    おっしゃっておられました。

'  (神谷氏もおられます。)

・香川量平 棟梁 (日本の五大棟梁)

'          香川県観音寺市

・能田 昭男氏 愛媛県庁退職後、写真家

 

 

権現山荘

 

記念行事・懇親会の後、

白鷹刃物工房近くの 権現山荘に宿泊。

白鷹氏ならではの逸話を伺いました。

その際、山口県岩国市の「錦帯橋」を

造られた 海老崎 粂次棟梁

(日本の五大棟梁)

と弟さんとご一緒に宿泊致しました。

 

錦帯橋にも千年の釘、かすがいなど

の金物が使われています。

 

鍛冶体験

発刊記念行事の一環で、白鷹刃物工房

にて鍛冶体験、千年の釘を鍛造させて

いただきました。

最初は、曲がってしまって

「う~む、千年釘というより百年釘だな~」

と言われました。

補助していただき 何とかまっすぐに

できました。

 

 

白鷹 幸伯氏 写真集

四十雀会発行、写真=能田 昭男氏

による 白鷹 幸伯氏の写真集が発刊

されました。

愛媛県松山市で、発刊記念行事が

行なわれることになり、参加させて

いただきました。

追記

日本全国から、海外から3000名を

超える来場者があったそうですが、

写真集は、千年の釘にあやかって

でしょうか、千冊の発行部数だそうです。

 

井戸正  井戸 誠嗣氏

岐阜県関市にある刃物製造・卸をされて

いる ㈱井戸正 会長の井戸 誠嗣氏

です。

日本刀鍛錬技術保存会 会長さんでも

あります。

 

白鷹さんは、若い頃 東京日本橋の

「木屋」という刃物屋さんに勤めておられ

ました。

全国の主要刃物産地に出向かれ

・   新潟県 三条市

・   福井県 越前市

・   大阪府 堺市

・   兵庫県 三木市

・   高知県 南国市

・   岐阜県 関市

東京から買い付けにこられていた頃から

のお知り合いです。

その後 愛媛県松山市に帰省され

(白鷹刃物工房)、包丁・切り出しナイフ

などを製作され 関市に卸しておられ

ました。

そして、槍鉋の復元・千年の釘で有名に

なられました。

 

岐阜県関市に親しい方々がおられます。

 

関の刃物・刀鍛冶

 

 

 

鍛冶屋さんと言っても、いろいろな種類が

あります。

・  刀鍛冶(刀)

・  野鍛冶(包丁・ナイフ・はさみ)

・  大工道具鍛冶(のみ、鉋)

・  農機具鍛冶(くわ・かま)

・  鉄骨建築の鍛冶

 

古代、一番難しいのが刀鍛冶さんでした。

白鷹さんは、

刃物の技術・刀をつくる技術をもった

岐阜県関市によく来られていました。

 

現在でも 刀をつくる全工程の職人さんが

揃っているのは、関市だけです。

 

関市には、現在 100社程の刃物メーカー

があります。

 

 

千年の釘

写真集 「匠の日々」

'  千年の釘 鍛冶 白鷹幸伯の軌跡

'     より 四十雀会発行

'     写真=能田 昭男氏

 

「千年の釘にいどむ」

'     小学校5年生 国語の教科書

'     に掲載されています。

 

千年先 って、どうなっているのでしょう。

一体 何が残っているでしょう。

想像できませんが、おそらく ほとんどの

ものが一新されていることでしょう。

古代の先人は、千年以上もつものを

造り上げました。

建築はもとより その建材も長寿です。

釘など何でもよさそうですが、現代のもの

とは 形も材質も違います。

薬師寺 西塔再建の際、西岡常一棟梁

の依頼で 古代の和釘を再現をしたのが、

白鷹幸伯 (しらたかゆきのり) 氏です。

 

世の中に流通している鉄は、加工がしや

すいように 純度は50%程だそうです。

現在の釘はせいぜい30~50年程で錆びて

しまいます。

古代の建物に使われた和釘は、1300年を

超えて存在します。

これは 高純度鉄 ≒99% で再現されて

います。

通常、溶鉱炉で20分程。これは20時間程

かかるそうです。

 

地球上にある(掘り出した)金は

50mプール2杯半ぐらいになるのでしょうか

製造された 高純度鉄の量は、まだ

金より少ないのではないでしょうか。